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あなたに伝えたい。マジのマジで発音できないフランス語TOP5

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フランス語に興味がない人にも伝えたいマジのマジで発音できないフランス語ランキングです。

 

ちなみに僕はパリに2年住んでました。いまでも週に一回レッスンを受けています。それでも、どうしても発音できないフランス語があります。

 

フランス語は"r"の音や"eu"の音が難しいことで有名ですよね。(フランス語勉強したことある人にはお馴染み)

"r"はうがいするみたいな音で、"eu"はウとユの中間みたいな音です。 

ご紹介する単語はだいたいこの二つが含まれています。

 

それでは早速いきましょう。

 

<第1位>

RER 

 

Réseau Express Régionalの略でパリと郊外を結ぶ電車のことです。日常的にとてもよく使うのですが、二つの"r"サウンドがもう鬼畜です。"e"はウと発音するので、カタカタにするならエールゥエールかな!ルは"r"のうがいするみたいな音ね!

 

「フランス語学習者は、人によって語頭の"r"、中盤の"r"、語尾の"r"、得意とする部分が違う」という僕の適当な持論がありますが、僕は語頭の"r"を苦手とするタイプですので、RERは苦手です。

 

 

<第2位> 

fouとfeu

 

両方ともカタカナにするとフゥなんです。

でも、違うフゥなんです。はい、もう何言ってるかわかんないですよね。

 

fou =「おかしい」とか「狂っている」という意味です(英語だとcrazyやな)

→こっちは、口をすぼめて強めにフッって発音すると伝わりやすような・・・と、ちゃんと発音できないやつが申しております。

 

feu =「火」です(英語だとfireやな)

→こっちは、 口はそんなにすぼめずに喉の奥からフゥってちょっとこもった感じで発音すると伝わりやすような・・・と、ちゃんと発音できないやつが申しております。

 

でも、大丈夫!(なにが?)

fouは形容詞でfeuは名詞だから、文法的に使い方が違うのです。

文脈で察してくれるよ!

 

 

<同率2位>

vousとvouex

 

これは両方ともヴです。

fouとfeuとちょっと似てます。

 

vous =「あなた」という意味です(英語だとyouやな)

→こっちは、英語の"v"みたいに口を甘噛みしてヴって言ったら伝わります。これはそんなに難しくない!大丈夫!

 

vouex =「願い」という意味です(英語だとwishやな)

→問題はこっちです。カタカナにするとヴで、理論上はfeuと同様に喉の奥からサウンドのはずなのですが、一度たりとも発音に成功したことがございません。他の言葉に言い換えて話すのが唯一の解決策です。「願い」が発音できない、なんとも悲しい。

 

 

<第3位>

heureusementとmalheureusement

 

長い!そして、もうおわかりでしょう。"r"と"eu"のオンパレードです。

 

heureusement =「幸いにも」とか「幸運にも」という意味です(英語だとfortunatelyやな)

→ウルゥズモンみたいな感じの発音です。カタカナにするとウォーズマンみたいですね。

 

malheureusement =こっちは反対。malが語頭につくと反対の意味になります。「不幸にも」とか「残念なことに」みたいな意味です。

→こっちはマルゥルゥズモンみたいな感じの発音です。

 

これはちゃんと発音できなくても長いし、似てる言葉もないから伝わる!大丈夫!

 

 

<第4位>

dessous

 

これは前置詞です。前置詞って意味が色々ありますよね。dessousにも意味がいっぱいあるのですが、主に「下の」 って意味です。(英語だとunderやな)

 

スペル通りに読むとドゥシュなんですが、フランス人の発音ではダチュと聞こえます。

そして、僕が真似してダチュって言うとフランス人はぽかーんです。もう意味がわからないです。

でも、安心してください。ドゥシュでも通じます。

 

 

<第5位>

deux heureとdouze heure 

  

deux heure = deuxは2、heureは時という意味なので2時です。

douze heure = douzeは12、heureは時なので12時です。

 

発音は、

deux = ドゥ

douze = ドゥーズ

heure = ウール(フランス語のhは発音しません。これも"r"と"eu"が入っているので難しいです。)

 

ここでフランス語のリエゾン(語を単独では読む場合には発音されない語末の子音字が、直後に母音が続く場合に発音される現象)という特別ルールが発生します。

必殺技の名前みたいでかっこいいですね。

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すなわち、

deux + heure = ドゥズゥール(xが発音されてウールとくっつく)

douze + heure = ドゥーズゥール(ズがウールにくっつく)

 

はい、ほぼ一緒です。厳密には違います。しかし、ネイティブでなければ発音し分けることは非常に難しいです。僕はできません。

 

でも大丈夫。安心してください。douze heureは使いません。

 

正午はmidi(ミディ)、夜中の12時はminuit(ミニュイ)を使います。

紛らわしいのでフランス人も使わないのでしょう。

英語でもnoonとmidnightを使いますしね。

 

 

以上です!

あなたに伝えたい。マジのマジで発音できないフランス語TOP5でした。